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打斬
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ぶっき
ふりがな文庫
“
打斬
(
ぶっき
)” の例文
權「若旦那様、まゝお待ちなせえまし、
貴方
(
あんた
)
が
然
(
そ
)
う仰しゃって下されば、權六は今首を
打斬
(
ぶっき
)
られても名僧智識の引導より有難く受けます、
何卒
(
どうぞ
)
お
願
(
ねげ
)
えでごぜえますから
私
(
わし
)
が首を……」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何だっても此の野郎が申分ねえなんて
先刻
(
さっき
)
の
権幕
(
けんまく
)
はなんだ、今にも
打斬
(
ぶっき
)
るべえとしやがって、何うもはア
私
(
わし
)
ア勘弁し
度
(
たく
)
っても
連
(
つれ
)
の鹿の八どんに済まねえから、
矢張
(
やっぱ
)
り出る処へ出ますべえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私ア
貴方
(
あんた
)
を悪くは思わねえ、
物堅
(
ものがて
)
え人だが
余
(
あんま
)
り堅過ぎるだ、馬鹿っ正直というのだ、これ腹ア立っちゃアいけねえ/\、どうせ一遍腹ア立ってしまって、
然
(
そ
)
うして私を
打斬
(
ぶっき
)
るが宜うがすが
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何とやらさまの御法事と名を付けて助かる事もありやす、首を
打斬
(
ぶっき
)
る奴でも遠島で済ませると云うのも、詰り人間が大切だから、お上でも然うして下さるのだ、それを無闇に
打斬
(
ぶちき
)
るとは情ねえ話だ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
典「えゝ
打斬
(
ぶっき
)
ってしまうぞ」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀