“ふぢたとうこせんせい”の漢字の書き方と例文
語句割合
藤田東湖先生100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしひと所謂いはゆるもどしは、われ/\が今日こんにちとなへてゐる地震動ぢしんどう主要部しゆようぶである。藤田東湖先生ふぢたとうこせんせい最後さいごしるすならば、かれ最初さいしよ地震ぢしんによつて屋外おくがい飛出とびだし、もどしのために壓死あつししたのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
安政二年あんせいにねん十月二日じゆうがつふつか江戸大地震えどだいぢしんおいて、小石川こいしかは水戸屋敷みとやしきおい壓死あつしした藤田東湖先生ふぢたとうこせんせい最後さいごと、麹町かうじまち神田橋内かんだばしない姫路藩邸ひめぢはんていおい壓死あつしした石本李蹊いしもとりけいおう最後さいごまつたおなてつまれたものであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)