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ひやっ
ふりがな文庫
“ひやっ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
冷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冷
(逆引き)
止
(
や
)
むことを得ず、暮れかかる峰の、莫大な
母衣
(
ほろ
)
を
背負
(
しょ
)
って、深い穴の気がする、その土間の奥を
覗
(
のぞ
)
いていました。……
冷
(
ひやっ
)
こい大戸の端へ手を掛けて、目ばかり出して……
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
町を離れてから
浪打際
(
なみうちぎわ
)
まで、
凡
(
およ
)
そ二百歩もあった筈なのが、
白砂
(
しらすな
)
に足を
踏掛
(
ふみか
)
けたと思うと、
早
(
は
)
や
爪先
(
つまさき
)
が
冷
(
つめた
)
く浪のさきに触れたので、昼間は鉄の
鍋
(
なべ
)
で煮上げたような砂が、皆ずぶずぶに
濡
(
ぬ
)
れて、
冷
(
ひやっ
)
こく
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「おお、
冷
(
ひやっ
)
こい!」
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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