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ひった
ふりがな文庫
“ひった”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引立
71.8%
匹田
12.8%
疋田
7.7%
掠奪
5.1%
剥奪
2.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引立
(逆引き)
と、何処でかキャンキャンと二声三声犬の啼声がする……
佶
(
きっ
)
と耳を
引立
(
ひった
)
って見たが、もう
其切
(
それきり
)
で聞えない。隣町あたりで
凍
(
かじ
)
けたような物売の声がする。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ひった(引立)の例文をもっと
(28作品)
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匹田
(逆引き)
必死にもがく萩乃、
匹田
(
ひった
)
の帯あげがほどけかかって、島田のほつれが夜風になびき、しどけない美しさ。乱れた裾前に、
処女
(
むすめ
)
の素足は、夜目にもクッキリと——。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ひった(匹田)の例文をもっと
(5作品)
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疋田
(逆引き)
大小無数の
疋田
(
ひった
)
の鹿の子絞りで埋めてあるだけに、疋田の粒と粒とは、配し合い消し合い、
衝
(
う
)
ち合って、量感のヴァイヴレーションを起している。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ひった(疋田)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
掠奪
(逆引き)
あの動物的な、
掠奪
(
ひった
)
くるような要求には——それに慣れるまで、彼女は幾度か死を決したことだったろう。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ひった(掠奪)の例文をもっと
(2作品)
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剥奪
(逆引き)
それともカチヤを餌に、人間の食うものも食わ無えで溜めた黄色い奴を、思うざま
剥奪
(
ひった
)
くってくれようか。
かんかん虫
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ひった(剥奪)の例文をもっと
(1作品)
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