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ひきたて
ふりがな文庫
“ひきたて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引立
(逆引き)
ある時
国府津
(
こうず
)
行の一等車に乗ったおりは純白なショールを深々と豊かにかけていたのが顔を
引立
(
ひきたて
)
て見せた。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
白猿
(
はくゑん
)
の
余光
(
よくわう
)
で
抱一
(
はういつ
)
不白
(
ふはく
)
などの
許
(
もと
)
へも
立入
(
たちい
)
るやうになり、
香茶
(
かうちや
)
活花
(
いけばな
)
まで器用で
間
(
ま
)
に
合
(
あは
)
せ、
遂
(
つひ
)
に
此人
(
このひと
)
たちの
引立
(
ひきたて
)
にて
茶道具屋
(
ちやだうぐや
)
とまでなり、
口前
(
くちまへ
)
一
(
ひと
)
つで
諸家
(
しよけ
)
に
可愛
(
かあい
)
がられ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
決して
女々
(
めゝ
)
しくてはならぬと我とわが心を
引立
(
ひきたて
)
るやうにしたが、要するに理想は冷やかにして人情は温かく、自然は冷厳にして親しみ難く
人寰
(
じんくわん
)
は懐かしくして巣を作るに適して居る。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
ひきたて(引立)の例文をもっと
(11作品)
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