“ひざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒザ
語句割合
膝98.3%
日射0.6%
陽射0.6%
跪0.4%
腿0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなたは母様の膝(ひざ)に抱っこされて居た。そとでは凩(こがらし)が恐(おそろ)しく吼(ほ)え狂うので、地上のありとあらゆる草も木も悲しげに泣き叫んでいる。
少年・春 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
僕は滅茶苦茶(めちゃくちゃ)に畑の仕事に精出した。暑い日射(ひざ)しの下で、うんうん唸(うな)りながら重い鍬(くわ)を振り廻して畑の土を掘りかえし、そうして甘藷(かんしょ)の蔓を植えつけるのである。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
追い追いはげしくなる陽射(ひざ)しのしたで、コン吉は、セント・エレーヌに流されたナポレオンの心情もかくやとばかり、悲憤の涙にくれるのであった。
天幕を組み立てた糸がスルスルと手繰(たぐ)られて、雫のポタポタする重い油紙が、跪(ひざ)まずくように岩盤の上に折り重なる、飯を炊(かし)いだあとの煙が、赤樺の梢を絡んで
槍ヶ岳第三回登山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
それで十五、六丁ある水の流れて居る所を渡るのですが浅い所は腿(ひざ)ほどしかない。それも水は五、六寸位のもので底が見えて居るですがやはり砂の中に足が嵌(はま)り込むから腿(ひざ)まで入る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)