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ひけん
ふりがな文庫
“ひけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
比肩
37.2%
披見
32.6%
鄙見
9.3%
卑見
9.3%
秘鍵
4.7%
被見
4.7%
僻見
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比肩
(逆引き)
「光陰」のタッチの軽快、「
瘤
(
こぶ
)
」のペエソス、「
百日紅
(
さるすべり
)
」に於ける強烈な自己凝視など、外国十九世紀の一流品にも
比肩
(
ひけん
)
出来る逸品と信じます。
風の便り
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ひけん(比肩)の例文をもっと
(16作品)
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披見
(逆引き)
さっそく右門も
披見
(
ひけん
)
すると、いかさまりっぱなお添書といったことばのとおり、それなる一書は次のごとく書かれた松平伊豆守のお直筆でした。
右門捕物帖:14 曲芸三人娘
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ひけん(披見)の例文をもっと
(14作品)
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鄙見
(逆引き)
私は今日郷土史に
就
(
つ
)
いて
鄙見
(
ひけん
)
を述べたいと存じます。すなわち琉球の代表的人物が自国の立場に就いて
如何
(
いか
)
なる考えを
懐
(
いだ
)
いていたかということをお話致そうと存じます。
琉球史の趨勢
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
ひけん(鄙見)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
卑見
(逆引き)
少なくとも俗書の域を脱しているかどうか。
卑見
(
ひけん
)
ながら私の目に映じただけのものを想起しても、元禄頃以降を見て感心出来るお茶人の書というものを見たことがない。
現代茶人批判
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
ひけん(卑見)の例文をもっと
(4作品)
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秘鍵
(逆引き)
弘法大師は、「真言は不思議なり。観誦すれば無明を除く。一字に千理を含み、即身に法如を証す」(
秘鍵
(
ひけん
)
)といっておられますが、これによって呪の意味をご理解願いたいと存じます。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
ひけん(秘鍵)の例文をもっと
(2作品)
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被見
(逆引き)
さて淨書して之房の道柏、利安の卜庵に
被見
(
ひけん
)
を請うたのが、寛永三年十一月十二日である。道柏、卜庵はすぐに奥書をして、小林
内匠
(
たくみ
)
、
衣笠
(
きぬがさ
)
卜齋、岡善左衛門の三人に披露を頼んだ。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ひけん(被見)の例文をもっと
(2作品)
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僻見
(逆引き)
余輩の
僻見
(
ひけん
)
かは知らねど、彼等は富力に於ても、智力に於ても、武力に於ても、全世界を圧倒せんと努力しつゝあるに似たり。
警戒すべき日本
(新字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ひけん(僻見)の例文をもっと
(1作品)
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