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ひきて
ふりがな文庫
“ひきて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引手
65.5%
弾手
24.1%
曳手
3.4%
抽手
3.4%
牽手
3.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引手
(逆引き)
或時頼んで遣ったら、そこの
引手
(
ひきて
)
が三人の女を連れて来て、「どれでもお好きなのをお使い下さい」といったのには
呆
(
あき
)
れました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
ひきて(引手)の例文をもっと
(19作品)
見る
弾手
(逆引き)
十勝の山奥に来て薩摩琵琶とは、思いかけぬ
豪興
(
ごうきょう
)
である。
弾手
(
ひきて
)
は
林学士
(
りんがくし
)
が部下の
塩田君
(
しおだくん
)
、
鹿児島
(
かごしま
)
の
壮士
(
そうし
)
。何をと問われて、取りあえず「
城山
(
しろやま
)
」を
所望
(
しょもう
)
する。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ひきて(弾手)の例文をもっと
(7作品)
見る
曳手
(逆引き)
右の、上から二番目の
抽斗
(
ひきだし
)
に指先が触れる。チカッと、
火傷
(
やけど
)
をしたような痛みを覚える。指が抽斗の
曳手
(
ひきて
)
にかかる……
キャラコさん:06 ぬすびと
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
あまり
急
(
せ
)
かせないでちょうだい。……ほら、もう、
曳手
(
ひきて
)
に手がかかった。
キャラコさん:06 ぬすびと
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひきて(曳手)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
抽手
(逆引き)
もっとも
箪笥
(
たんす
)
の
抽手
(
ひきて
)
で首を縊ったためしもあり、自分の足で首を絞めた繩を吊って夢中になってもその繩が緩まない工夫をする者もあるそうだが、そんなのはまだ俺も見たことがない
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひきて(抽手)の例文をもっと
(1作品)
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牽手
(逆引き)
その騒々しさは又
自
(
おのず
)
から
牽手
(
ひきて
)
の心を興奮させる。自分は二頭の
牝牛
(
めうし
)
を引いて門を出た。腹部まで水に
浸
(
ひた
)
されて引出された乳牛は、どうされると思うのか、右往左往と狂い廻る。
水害雑録
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ひきて(牽手)の例文をもっと
(1作品)
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