“ばんぷう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晩風50.0%
蛮風50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えうなきむねいためけん、おろかしさよと一人ひとりみして、竹椽ちくえんのはしにあしやすめぬ、晩風ばんぷうすゞしくたもとかよひて、そらとびかふ蝙蝠かはほりのかげ二つ三つ、それすらやうやえずなりゆく
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
当時、宋朝の文化は、帝室や都府の中心では、はやすばらしい発達途上を示してもいたが、未開大陸の僻地へきちでは人肉嗜食ししょく蛮風ばんぷうなどがなお一方にはのこっていたらしい。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)