トップ
>
はるさめ
ふりがな文庫
“はるさめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
春雨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春雨
(逆引き)
其晩
(
そのばん
)
は
湿
(
しめ
)
やかな
春雨
(
はるさめ
)
が
降
(
ふ
)
つてゐた。
近所隣
(
きんじよとなり
)
は
闃
(
ひつそ
)
として、
樋
(
ひ
)
を
洩
(
も
)
れる
細
(
ほそ
)
い
雨滴
(
あまだれ
)
の
音
(
おと
)
ばかりがメロヂカルに
聞
(
きこ
)
える。が、
部屋
(
へや
)
には
可恐
(
おそろ
)
しい
影
(
かげ
)
が
潜
(
ひそ
)
んでゐた。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
鬼の出る
羅生門
(
らしょうもん
)
に、鬼が来ずなってから、門もいつの代にか取り
毀
(
こぼ
)
たれた。
綱
(
つな
)
が
捥
(
も
)
ぎとった腕の
行末
(
ゆくえ
)
は誰にも分からぬ。ただ昔しながらの
春雨
(
はるさめ
)
が降る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
葉子は他の乗客と同じように
手欄
(
てすり
)
によりかかって、静かな
春雨
(
はるさめ
)
のように降っている雨のしずくに顔をなぶらせながら、
波止場
(
はとば
)
のほうをながめていたが
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
はるさめ(春雨)の例文をもっと
(38作品)
見る
“はるさめ”の意味
《名詞:気象》
はるさめ【春雨】
春に静かに降る小さい雨
《名詞:食品》
はるさめ【春雨】
緑豆、じゃがいも、さつまいもなどの澱粉を原料とした乾麺
(出典:Wiktionary)
検索の候補
しゅんう
しゆんう
はるあま
はるあめ