“なだらか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
緩慢50.0%
円暢25.0%
平坦12.5%
斜平12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三吉が家の横手にある養鶏所のわきから、雑木林の間を通り抜けたところに、草地がある。緩慢なだらかな傾斜は浅い谷の方へ落ちて、草地を岡の上のように見せている。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
言葉はなくても真情まことは見ゆる十兵衛が挙動そぶりに源太は悦び、春風みずを渡ってかすみ日に蒸すともいうべき温和の景色を面にあらわし、なおもやさしき語気円暢なだらか
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
五六町ばかり登ったところで、路が平坦なだらかになりましたから、もう峠となったなと思っておりますと、火の光が見えて家らしい物が眼に入りました。
死人の手 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
台地の一帯は、南向きの斜平なだらか斜面スロープになっていた。そして、西から北にかけては、厚い雑木林がうねっていた。
都会地図の膨脹 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)