“どご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
何処20.0%
土語20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さがしたぞ。こんたなどごまで来て。してだまって彼処あそごなぃがった。おじいさんうんと心配しんぱいしてるぞ。さ、はやべ。」
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
これからまたここへ一遍いっぺん帰って十一時にはむこうの宿やどへつかなければいけないんだ。「何処どごさ行ぐのす。」そうだ、釜淵かまぶちまで行くというのを知らないものもあるんだな。〔釜淵まで、一寸ちょっと三十分ばかり。
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
しかしこの種族はこの点については土語どごでいちいち名を知って居る。それらは実に感心なものです。そうしてまた動物性の物も喰うですけれども多くは植物性の物を喰って居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)