“ときおり”の漢字の書き方と例文
語句割合
時折100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし時折ときおり種々いろいろなことを妄想もうぞうしますが、往々おうおう幻想まぼろしるのです、或人あるひとたり、またひとこえいたり、音楽おんがくきこえたり、またはやしや、海岸かいがん散歩さんぽしているようにおもわれるときもあります。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
これを栽植さいしょくしたものが時折ときおり神社の庭などにあるのだが、そんな場合、多少実が大きく、小さいコウジの実ぐらいになっているものもあれど、食用果実としてはなんら一顧いっこの価値だもないものである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
時折ときおりのこの物おもひ
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)