“とうま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
当麻33.3%
東馬33.3%
稲麻16.7%
藤馬16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂地へ半身うずめこんだように身をかがめ、当麻とうま五郎のだんびらを守りがまえの青眼に、二ツのひとみは剣のミネをおもむろにたどって、月光をチカッと射る鋩子ぼうしの先から
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東馬とうまもう何刻なんどきであろう?」
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あたかも稲麻とうま竹葦ちくいと包囲された中に籠城ろうじょうする如くに抜差ぬきさしならない煩悶はんもん苦吟にさいなまれていた。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
江州がうしう井伊家ゐいけはんにて山田藤馬とうまと申者のせがれに候處幼少えうせうころ兩親に別れ我まゝに身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)