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とうふじる
ふりがな文庫
“とうふじる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
豆腐汁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豆腐汁
(逆引き)
お
菜
(
さい
)
は一六が
葱
(
ねぎ
)
と薩摩芋の
難波煮
(
なんばに
)
、五十が
豆腐汁
(
とうふじる
)
、三八が
蜆汁
(
しじみじる
)
と云うようになって居て、今日は何か出ると云うことは
極
(
きま
)
って居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
さういふ
残物
(
のこりもの
)
と
冷
(
つめ
)
たく
成
(
な
)
つた
豆腐汁
(
とうふじる
)
とをつゝいても
麥
(
むぎ
)
の
交
(
まじ
)
らぬ
飯
(
めし
)
が
其
(
そ
)
の
口
(
くち
)
には
此
(
こ
)
の
上
(
うへ
)
もない
滋味
(
じみ
)
なので、
女房等
(
にようばうら
)
は
其
(
そ
)
の
強健
(
きやうけん
)
で
且
(
かつ
)
擴大
(
くわくだい
)
された
胃
(
ゐ
)
の
容
(
い
)
れる
限
(
かぎ
)
りは
口
(
くち
)
が
之
(
これ
)
を
貪
(
むさぼ
)
つて
止
(
や
)
まないのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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(2作品)
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