“とうい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
東夷70.0%
冬威10.0%
当為10.0%
陶韋10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草薙くさなぎつるぎ景行天皇けいこうてんのう御時おんとき東夷とうい多くそむきて国々騒がしかりければ、天皇、日本武尊やまとたけるのみことつかわして之を討たしめ給う。みこと駿河するがの国に到りし時……
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
長い間冬威とういにうら枯れていた灰色の草原に緑の春草が芽ぐんだように一点の潤いが私の胸によみがえってきた。
霜凍る宵 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
それは事実において至難なるわざではあるが、私らの胸に当為とういとしてて、みずからの心をむち打たねばならない。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
ソレ陶韋とういヲ祖述シ王劉おうりゅうヲ憲章シテ枯淡ヲ骨トナシ菁華せいかヲ肉トナシソノ志ヲ言ヒ以テソノ言ヲ永クスレバ則吟咏三昧ざんまいモマタ余師アラン。丙戌ノ元旦大雨そそグガ如ク木氷花ひょうかヲ成ス。遊杖ゆうじょうヲ壁ニ掛ク。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)