“てんにょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
天女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分もあの天女てんにょのような指で、おでこをはじいてもらえさえしたら、その場で世界じゅうのものを投げ出してもかまわないと、そんな気がした。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
づめ志道軒しどうけんなら、一てんにわかにかきくもり、あれよあれよといいもあらせず、天女てんにょ姿すがたたちまちに、かくれていつかたらいなか。……
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
きっとさっきの白いとりたちがぬいで行ったものにちがいない。するとあの八にん少女おとめたちは天女てんにょで、これこそむかしからいうあま羽衣はごろもというものにちがいない。
白い鳥 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)