“てんじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天女50.0%
天助50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏像についで羅漢らかん像も、老僧も、天女てんじょも、鳳凰ほうおうも、孔雀くじゃくも、鶴も、雉子も、獅子も、麒麟も、人の画も、形のある物は皆大声に笑った。
山寺の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
天井には群青ぐんじょうや朱の色のおもどろんだ絵具で天女てんじょ鳳凰ほうおういてあったが、その天女も鳳凰も同じように一方の眼が潰れていた。武士はまた右の方に眼をやった。
山寺の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ありがたし。これこそ天助てんじょの御到着」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)