“てわけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
手分100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人さんにん各自てんで手分てわけをして、会員くわいゝん募集ぼしうする事につた、学校にる者、ならび其以外それいぐわいの者をも語合かたらつて、惣勢そうぜい二十五にんましたらうか、其内そのうち過半くわはん予備門よびもんの学生でした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
渋江氏では、優善がもんを排せんがために酒色の境にのがれたのだろうと思って、手分てわけをして料理屋と妓楼ぎろうとを捜索させた。しかし優善のありかはどうしても知れなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
毀して手分てわければ、三十人も五十人も居るからまたたに出来て仕舞しまううが、それは出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)