“ちりょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
智力83.3%
知力16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが人間の智力ちりょくもまた恐ろしいもので、この頃動揺する船の上でも、まるでコンクリートの台の上と同じように、重力を精密に測り得る装置が考案された。
地球の円い話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
冷却れいきゃくしてのち飛散ひさんするとすれば、高尚こうしょうなるほとんかみごと智力ちりょくそなえたる人間にんげんを、虚無きょむより造出つくりだすの必要ひつようはない。そうしてあたかあざけるがごとくに、またひと粘土ねんどする必要ひつようい。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
純粋じゅんすいのフランスじんすじをうけたひとで、するどい知力ちりょくをもっています。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)