“たゆみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
懶怠20.0%
田弓20.0%
間断20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありとあらゆるわがおもひ、「愛」と語りてたゆみなく
たちまちに懶怠たゆみの酒は子供の脳にのぼりくる
鈍色にびいろ懶怠たゆみうちに、あでやかな爪の間で
彼の妻は、田弓たゆみかたといって、七人もの子供をはぐくんでいた。年景は、舌うちして
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ちょうど文三の真向うに八字の浪を額に寄せ、いそがわしく眼をしばたたきながら間断たゆみもなく算盤をはじいていた年配五十前後の老人が、不図手をとどめて珠へ指ざしをしながら
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)