間断たゆみ)” の例文
旧字:間斷
ちょうど文三の真向うに八字の浪を額に寄せ、いそがわしく眼をしばたたきながら間断たゆみもなく算盤をはじいていた年配五十前後の老人が、不図手をとどめて珠へ指ざしをしながら
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)