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ためいけ
ふりがな文庫
“ためいけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
溜池
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
溜池
(逆引き)
幅三尺ばかりの、ほんの浅い
泥溝
(
どぶ
)
川であるが、
溜池
(
ためいけ
)
に続いているので、そっちから小さな魚や川蝦がのぼって来るのである。
桑の木物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
水底
(
みづそこ
)
の
其
(
そ
)
の
缺擂鉢
(
かけすりばち
)
、
塵芥
(
ちりあくた
)
、
襤褸切
(
ぼろぎれ
)
、
釘
(
くぎ
)
の
折
(
をれ
)
などは
不殘
(
のこらず
)
形
(
かたち
)
を
消
(
け
)
して、
蒼
(
あを
)
い
潮
(
しほ
)
を
滿々
(
まん/\
)
と
湛
(
たゝ
)
へた
溜池
(
ためいけ
)
の
小波
(
さゝなみ
)
の
上
(
うへ
)
なる
家
(
いへ
)
は、
掃除
(
さうぢ
)
をするでもなしに
美
(
うつく
)
しい。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
当時はまだ今の赤坂
溜池
(
ためいけ
)
ではないので、あそこへ移ったのは、この事件の起きたときより約二十年後の承応三年ですから、このときはまだもと山王
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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