“たてなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縦長50.0%
竪長25.0%
縱長25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この装置群の中央に、直径が一メートルに三メートルほどの台があり、その上に透明な、やや縦長たてながな大きな硝子様ガラスようわんせてあった。そしてその中の台の上には、何にもなかった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
竪長たてながの三十坪ほどもあろうという、ぶちぬきの一室だったが、たてに二等分し、一方には白ペンキを盛んに使った卓子テーブルや書棚や、書類函や、それから手術台のようなもの、硝子戸ガラスどの入った薬品棚
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
へいからおつかぶさりました、おほきしひしたつて、半紙はんしりばかりの縱長たてながい——膏藥かうやくでせう——それ提灯ちやうちんうへかざして、はツはツ
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)