“たていと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
経糸72.7%
9.1%
9.1%
縦糸9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは支那の河西かせいの名産でございまして、経糸たていとには羊の梳毛すきげをつかい、緯糸よこいとには駱駝らくだの毛を使って織りますんでごぜえまして、シャッキリさせるためには
顎十郎捕物帳:03 都鳥 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
かの聖なる魂もだし、たていとを張りてわが渡したる織物によこいとを入れ終りしことをあらはせる時 一〇〇—一〇二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
これがたていとを張るは問ふなり、よこいとを入るゝは答ふるなり
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
それをたていととするならば、春夏秋冬の絶えざる変化をよこいととして、ここに錦繍きんしゅうの楽土が織り出されているのであります。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
激しい風と火とで縦糸たていとを舞ひあげて