“そばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蕎麦粉82.4%
蕎麥粉11.8%
麦蕎粉5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうでなければ蕎麦粉そばこなどとともに練って、手毬てまりほどの大さに丸め、藁火わらびや炉の中に転がして焼いて一朝の飯の代りにした。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
持て來し國土産くにみやげと心もあつ紙袋かみぶくろ蕎麥粉そばこ饂飩粉うどんこ取揃とりそろへ長庵の前へ差出せば然もうれしげに禮をのべの中にあつらおきさけさかな居間ゐまならべサア寛々ゆる/\と久しぶりにて何は無とも一こんくまんと弟十兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ときによっては麦蕎粉そばこ菓子に丸麦二合を紙に包んで置き、あるいは小団子百二十個ずつ二包みとなし置くなどのことありし由。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)