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そのなか
ふりがな文庫
“そのなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
其中
92.0%
其内
8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其中
(逆引き)
往来は
暗
(
くら
)
くなる迄込み合つてゐる。
其中
(
そのなか
)
で木戸番が出来る丈大きな声を出す。「人間から出る声ぢやない。菊人形から
出
(
で
)
る声だ」
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
又
其中
(
そのなか
)
の一人は同じ村外れの一軒の
廃
(
あば
)
ら
屋
(
や
)
から
金色
(
きんいろ
)
の光りが輝き
出
(
いで
)
て
居
(
ゐ
)
るのを見て不思議に思つて
覗
(
うかが
)
つて見ますと
何様
(
どう
)
でせう
金銀の衣裳
(新字旧仮名)
/
夢野久作
(著)
そのなか(其中)の例文をもっと
(23作品)
見る
其内
(逆引き)
とある町の曲り角で、外套の
袖袋
(
かくし
)
に手を入れて見ると、古い
皺
(
しわ
)
だらけに成つた手袋が
其内
(
そのなか
)
から出て来た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
其内
(
そのなか
)
に、
君
(
きみ
)
が
來
(
こ
)
ないから
僕
(
ぼく
)
一人
(
ひとり
)
で
此所
(
こゝ
)
へ
來
(
き
)
たといふ
言葉
(
ことば
)
を
入
(
い
)
れた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そのなか(其内)の例文をもっと
(2作品)
見る
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