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そのかはり
ふりがな文庫
“そのかはり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其代
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其代
(逆引き)
水鉄砲
(
みづてつぽう
)
を
浴
(
あ
)
びせるといふ、
好
(
す
)
きな
玩弄物
(
おもちや
)
にして、
其代
(
そのかはり
)
何
(
なん
)
でもたべるものを
分
(
わ
)
けてやるので、
誰
(
たれ
)
といつて、きまつて、
世話
(
せわ
)
をする、
飼主
(
かひぬし
)
はないのだけれど、
猿
(
さる
)
の
餓
(
う
)
ゑることはありはしなかつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
今も
彼
(
か
)
の熱海に人は参り候へども、そのやうなる
楽
(
たのしみ
)
を持ち候ものは一人も
有之
(
これある
)
まじく、
其代
(
そのかはり
)
には又、
私如
(
わたくしごと
)
き
可憐
(
あはれ
)
の跡を留め候て、其の
一夜
(
いちや
)
を今だに歎き居り候ものも決して御座あるまじく候。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
其代
(
そのかはり
)
といひかけて、
折
(
をり
)
を
下
(
した
)
に
置
(
お
)
いて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そのかはり(其代)の例文をもっと
(3作品)
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