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すばしこ
ふりがな文庫
“すばしこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
敏捷
77.8%
捷
7.4%
素敏
7.4%
機敏
3.7%
素迅
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敏捷
(逆引き)
金春家の主人はさう聞いて、直ぐ手を延ばして香を取り戻しにかゝつたが、豊和は
敏捷
(
すばしこ
)
く
内懐中
(
うちふところ
)
にしまひ込んでしまつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
すばしこ(敏捷)の例文をもっと
(21作品)
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捷
(逆引き)
そう云い捨てると、その青年は
身体
(
からだ
)
を
捷
(
すばしこ
)
く動かしながら、
将
(
まさ
)
に動き出そうとする電車に巧に飛び乗ってしまった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
すばしこ(捷)の例文をもっと
(2作品)
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素敏
(逆引き)
と言って、僕が
素敏
(
すばしこ
)
いところを見せても、一向興奮を感じない。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
すばしこ(素敏)の例文をもっと
(2作品)
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機敏
(逆引き)
もしまた女が
側目
(
わきめ
)
も振らないで、真直に歩いてゐるやうだつたら、それこそ飛んだ掘り出し物だから、すぐその足で結婚を申込む位に
機敏
(
すばしこ
)
く立ち廻らなければならない。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
すばしこ(機敏)の例文をもっと
(1作品)
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素迅
(逆引き)
岩の蔭、樹の蔭と、
蜥蜴
(
とかげ
)
のように
素迅
(
すばしこ
)
く身を移しつつ、下り松の真上に当る高地まで来たのであった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すばしこ(素迅)の例文をもっと
(1作品)
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