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すきも
ふりがな文庫
“すきも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
隙洩
62.5%
隙漏
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隙洩
(逆引き)
片側町
(
かたかはまち
)
なる
坂町
(
さかまち
)
は
軒並
(
のきなみ
)
に
鎖
(
とざ
)
して、
何処
(
いづこ
)
に
隙洩
(
すきも
)
る
火影
(
ひかげ
)
も見えず、旧砲兵営の
外柵
(
がいさく
)
に
生茂
(
おひしげ
)
る
群松
(
むらまつ
)
は
颯々
(
さつさつ
)
の響を
作
(
な
)
して、その
下道
(
したみち
)
の
小暗
(
をぐら
)
き空に
五位鷺
(
ごいさぎ
)
の
魂切
(
たまき
)
る声消えて、夜色愁ふるが如く
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
案内されたのはお勝手、かなり重い
土竈
(
へっつい
)
をどけて、揚げ板を
剥
(
は
)
ぐと、中は三尺四方ぐらいの穴になっております。
隙洩
(
すきも
)
る光線で一面の
埃
(
ほこり
)
は見えますが、瓶も何にもあるわけではありません。
銭形平次捕物控:058 身投げする女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
すきも(隙洩)の例文をもっと
(5作品)
見る
隙漏
(逆引き)
それは
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
、一青年と二警官とは、さい
前
(
ぜん
)
の雨戸の外に立って、内部の様子を窺ったが、もうその時には、
隙漏
(
すきも
)
る明りも見えず、人の気配さえしなかった。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
すきも(隙漏)の例文をもっと
(3作品)
見る
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