“じやうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
情景50.0%
状景50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幻花子げんくわし新聞しんぶんはういそがしいので、滅多めつたず。自分じぶん一人ひとり時々とき/″\はじめのところつては、往事むかし追懷つひくわいすると、其時そのとき情景じやうけい眼前がんぜん彷彿ほうふつとしてえるのである。
逍遙は教育と倫理に没頭して了ふといふ風で、文壇には元老が全く跡を絶つたといふ状景じやうけいであつた。
明治文学の概観 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)