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しんばりぼう
ふりがな文庫
“しんばりぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
心張棒
85.7%
栓張棒
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心張棒
(逆引き)
作の来るのを防ぐために、お島は夜自分の部屋の
襖
(
ふすま
)
に
心張棒
(
しんばりぼう
)
を
突支
(
つっか
)
えておいたりしなければならなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
が
不承無承
(
ふしょうぶしょう
)
に、
雨戸
(
あまど
)
の
心張棒
(
しんばりぼう
)
をかうと、九
尺
(
しゃく
)
二
間
(
けん
)
の
家
(
うち
)
の
中
(
なか
)
は
再
(
ふたた
)
び
元通
(
もとどお
)
りの
夜
(
よる
)
の
世界
(
せかい
)
に
変
(
かわ
)
って
行
(
い
)
った。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
しんばりぼう(心張棒)の例文をもっと
(12作品)
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栓張棒
(逆引き)
又「別に締りはない、たゞ
栓張棒
(
しんばりぼう
)
が有るばかりだが、泥坊の入る心配もない、
此
(
かく
)
の如き
体裁
(
ていさい
)
だが、どうだ」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
みね「戸の間から手を入れてグッと押すと、
栓張棒
(
しんばりぼう
)
が落ちるから、お前お明けよ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
というので奉公人一同大いに驚き、手に/\
半棒
(
はんぼう
)
栓張棒
(
しんばりぼう
)
なぞ
携
(
たずさ
)
え、伴藏を先に立て土手下へ来て見れば、
無慙
(
むざん
)
やおみねは目も当てられぬように切殺されていたから、伴藏は
空涙
(
そらなみだ
)
を流しながら
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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