“栓張棒”の読み方と例文
読み方割合
しんばりぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又「別に締りはない、たゞ栓張棒しんばりぼうが有るばかりだが、泥坊の入る心配もない、かくの如き体裁ていさいだが、どうだ」
みね「戸の間から手を入れてグッと押すと、栓張棒しんばりぼうが落ちるから、お前お明けよ」
というので奉公人一同大いに驚き、手に/\半棒はんぼう栓張棒しんばりぼうなぞたずさえ、伴藏を先に立て土手下へ来て見れば、無慙むざんやおみねは目も当てられぬように切殺されていたから、伴藏は空涙そらなみだを流しながら