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半棒
ふりがな文庫
“半棒”の読み方と例文
読み方
割合
はんぼう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんぼう
(逆引き)
鉄平は戸口をつと
這入
(
はひ
)
つて、正面にある
離座敷
(
はなれざしき
)
の雨戸を
半棒
(
はんぼう
)
で
敲
(
たゝ
)
きこはした。戸の破れた所からは烟が出て、火薬の
臭
(
にほひ
)
がした。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
というので奉公人一同大いに驚き、手に/\
半棒
(
はんぼう
)
栓張棒
(
しんばりぼう
)
なぞ
携
(
たずさ
)
え、伴藏を先に立て土手下へ来て見れば、
無慙
(
むざん
)
やおみねは目も当てられぬように切殺されていたから、伴藏は
空涙
(
そらなみだ
)
を流しながら
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
中屋敷では、時田が美吉屋の家宅の摸様を書いたものを一同に見せ、なるべく二人を
生擒
(
いけどり
)
にするやうにと云ふ城代の注文を告げた。岡野某は相談して、時田から
半棒
(
はんぼう
)
を受け取つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
半棒(はんぼう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“半棒”の意味
《名詞》
半棒 (はんぼう)
長さが約三尺の丸木の棒。(町家が身体や財産を守るために用いた。捕方が用いた六尺棒の半分の長さである。)
(出典:Wiktionary)
“半棒(半棒術)”の解説
半棒術(はんぼうじゅつ)とは、半棒と呼ばれる3尺(約90cm)程度の棒を遣う日本の伝統武術。明治時代以降はステッキ術、短杖術という名称が用いられる場合もある。
(出典:Wikipedia)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳
“半棒”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
森鴎外