“はんぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
繁忙62.5%
半棒25.0%
煩忙12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大炊介がそこへ入って、幾刻いくときともたたないうちに、表の政務所のほうでは、にわかに繁忙はんぼうなうごきが現われていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
というので奉公人一同大いに驚き、手に/\半棒はんぼう栓張棒しんばりぼうなぞたずさえ、伴藏を先に立て土手下へ来て見れば、無慙むざんやおみねは目も当てられぬように切殺されていたから、伴藏は空涙そらなみだを流しながら
孤立の苦境に落ち入った家康の複雑なる心中の煩忙はんぼうと、小牧の後始末と、次に——秀吉対家康の和睦に移って、大坂へ人質を送るやら、家中の諸将の不平と憤懣ふんまんをなだめるやら
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)