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幾刻
ふりがな文庫
“幾刻”の読み方と例文
読み方
割合
いくとき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくとき
(逆引き)
そして自分は、義景を逃がすためにふみとどまり、千余の手兵をもって、
驀進
(
ばくしん
)
して来る織田軍を、
幾刻
(
いくとき
)
かそこで支えていた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天井裏に閉じ
籠
(
こ
)
められた銭形の平次、
幾刻
(
いくとき
)
——いや幾日眠らされたかわかりません。フト眼を覚すと、
四方
(
あたり
)
はすっかり明るくなって、天井裏ながら
埃
(
ほこり
)
の一つ一つも読めそうです。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
こうして
幾刻
(
いくとき
)
かの刻が経った。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
幾刻(いくとき)の例文をもっと
(10作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾刻”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎
野村胡堂