“しんげんち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
震原地50.0%
震源地50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大正十四年たいしようじゆうよねん五月二十三日ごがつにじゆうさんにち但馬地震たじまぢしんおいて、震原地しんげんちあたれる田結村たいむらおいては、全村ぜんそん八十三戸中はちじゆうさんこちゆう八十二戸はちじゆうにこつぶれ、六十五名ろくじゆうごめい村民そんみん潰家かいか下敷したじきとなつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
まへべたとほり、初期微動しよきびどう繼續時間けいぞくじかんがいして七八秒しちはちびようはあるけれども、前記ぜんき但馬地震たじまぢしんおよ丹後地震たんごぢしんおいては、震原地しんげんち直上ちよくじようおい三秒位さんびようぐらゐしかなかつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
また但馬大地震たじまだいぢしん調査日記ちようさにつきには、震原地しんげんちほとんど直上ちよくじようたる瀬戸せと港西小學校こうさいしようがくこう一泊いつぱくしたことをしるした。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そしてその震源地しんげんちが、トロ族のんでいる地帯のすぐ下、深さの距離でいって、わずか千メートルばかりのところに起ったものであった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)