“しろか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
代掻81.8%
苗代掻9.1%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは雪の中に黒く馬の形を現わすもので、それは代掻しろかき馬といって、稲の植付け前の整地に使う馬である。白馬しろうま岳という名はそれから来たのだが、白は当字に過ぎず、代馬しろうまは黒い毛色なのである。
残雪の幻像 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
桑はったか。桑つきが悪いはお蚕様こさまが如何ぞしたのじゃあるまいか。養蚕ようさん教師きょうしはまだ廻って来ないか。種籾たねもみは如何した。田のあらおこしもせねばならぬ。苗代掻しろかきもせねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
行楽何知鬢欲華 行楽こうらくしてなんらんびんしろからんとほっするを
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)