“しりう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
支流40.0%
子柳20.0%
枝流20.0%
泗流20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利根とね支流しりうたるの小屋河にのぞみ、河をくだる事二町にし玄道、大龍、小龍の三大瀑布ばくふありてじつに壮観をきはむ、衆相かへりみて曰く、這回の探検たんけんたる此等の如き険所けんしよ数多を経過けいくわせざるべからざるかと
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
子游が最年長で二十五歳子輿しよ子柳しりうが同年で二十四歳、それ以下のところでは、子張、子賎、子魯、子循しじゅんといったような連中が交っている。このうち、年の割に重きをなしているのは子輿である。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
幅の狭いアミアン川が市街にはひつて更に幾つとなく枝流しりうを作つて居るので石の小橋こばしが縦横に掛つて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
両岸に触れたり、泗流しりうとゞむる所となつたりしてはいけない。又、停滞して腐敗してはいけない。我々は中流を静に流るゝ木片でなければならない。
谷合の碧い空 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)