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しゆりやう
ふりがな文庫
“しゆりやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
首領
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
首領
(逆引き)
其子
(
そのこ
)
の身に宿りしより常に
殺気
(
さつき
)
を
帯
(
お
)
べる夢のみ多く、或時は
深山
(
しんざん
)
に迷ひ込みて
数千
(
すせん
)
の
狼
(
おほかみ
)
に囲まれ、一生懸命の勇を
鼓
(
なら
)
して、
其
(
その
)
首領
(
しゆりやう
)
なる
老狼
(
らうらう
)
を
引倒
(
ひきたふ
)
し、
上顎
(
うはあご
)
と
下顎
(
したあご
)
に手をかけて
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
瀬田が進み出て、「我々はどこまでもお供をしますが、
御趣意
(
ごしゆい
)
はなるべく一同に伝へることにしませう」と云つた。そして
所々
(
しよ/\
)
に固まつてゐる
身方
(
みかた
)
の残兵に
首領
(
しゆりやう
)
の詞を伝達した。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
堀は訴状を
披見
(
ひけん
)
した。胸を
跳
(
をど
)
らせながら最初から読んで行くと、
果
(
はた
)
してきのふ
跡部
(
あとべ
)
に聞いた、あの事である。
陰謀
(
いんぼう
)
の
首領
(
しゆりやう
)
、その
与党
(
よたう
)
などの事は、前に聞いた所と格別の相違は無い。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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