“数千”の読み方と例文
読み方割合
すせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その作りやうは白紙と色かみとを数百枚つきあはせたるを細き幣束(へいそく)のやうにきりさげ、すゑに扇の地紙の形をきりのこす、これを数千(すせん)あつめて青竹にくゝしくだす。
其子(そのこ)の身に宿りしより常に殺気(さつき)を帯(お)べる夢のみ多く、或時は深山(しんざん)に迷ひ込みて数千(すせん)の狼(おほかみ)に囲まれ、一生懸命の勇を鼓(なら)して、其(その)首領(しゆりやう)なる老狼(らうらう)を引倒(ひきたふ)し、上顎(うはあご)と下顎(したあご)に手をかけて
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
憶出(おもいだ)せばこの琴はまだ妾(わたし)が先生の塾に居(お)った時分何時(いつ)ぞや大阪(おおさか)に催された演奏会に、師の君につれられて行く時、父君(ちちぎみ)が妾(わたし)の初舞台の祝(いわい)にと買い賜(たま)われたものだ、数千(すせん)人の聴客を以(もっ)て満たされた
二面の箏 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)