“すせん”の漢字の書き方と例文
語句割合
数千100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その作りやうは白紙と色かみとを数百枚つきあはせたるを細き幣束へいそくのやうにきりさげ、すゑに扇の地紙の形をきりのこす、これを数千すせんあつめて青竹にくゝしくだす。
ある時は深山しんざんに迷い込みて数千すせんおおかみかこまれ、一生懸命の勇をならして、その首領なる老狼ろうろうを引き倒し、上顎うわあご下顎したあごに手をかけて、口より身体までを両断せしに、の狼児は狼狽ろうばいしてことごと遁失にげう
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)