“しゅうさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秀才50.0%
秀哉25.0%
羞殺12.5%
蕺菜12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あずまくん、小原おばらくん、有田ありたくん、この三にんは、くみの三がらすとしてられた秀才しゅうさいでありました。しかし、この三にんは、あまり勉強べんきょうぎて、三にんともんでしまったのです。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
十何年前のことだが本因坊秀哉しゅうさい名人と呉清源(当時五段ぐらいだったと思う)が争碁を打ったころは碁の人気は頂点だった。当時の将棋は木村と金子が争っていたが、人気はなかった。
碁にも名人戦つくれ (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
すなわちまず海棠かいどう羞殺しゅうさいして牡丹を遯世とんせいせしむる的の美婦と現じて、しみじみと親たちは木のまたから君を産みたりやと質問したり
この草の中国名はしゅうであるが、ドクダミは今日こんにち日本での通名である。これをジュウヤクというのは蕺薬じゅうやくの意、またシュウサイというのは蕺菜しゅうさいの意である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)