“どくだみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蕺草42.9%
三白草28.6%
14.3%
蕺菜14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山里もほおとち、すいかずらの花のころはすでに過ぎ去り、山百合やまゆりにはやや早く、今は藪陰やぶかげなどに顔を見せる蕺草どくだみや谷いっぱいに香気をただよわす空木うつぎなどの季節になって来ている。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
こほろぎのこゝろ鳴くなべ淺茅生のどくだみの葉はもみぢしにけり
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「おや/\蕺菜どくだみがこんなに植わつてる……」