“蕺草”の読み方と例文
読み方割合
どくだみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは地獄蕎麦とも呼ばれる蕺草のように、悪く臭いので人を近づけぬものもある。
山里も、すいかずらの花のころはすでに過ぎ去り、山百合にはやや早く、今は藪陰などに顔を見せる蕺草や谷いっぱいに香気をただよわす空木などの季節になって来ている。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
猿芝居、大蛇、熊、盲目墨塗——(この土俵は星の下に暗かったが)——西洋手品など一廓に、蕺草の花を咲かせた——表通りへ目に立って、蜘蛛男の見世物があった事を思出す。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)