秀哉しゅうさい)” の例文
蓋し、十数年前のことだが、呉氏がまだ五段の当時、時の名人、本因坊秀哉しゅうさいと、呉氏先番の対局をやった。
呉清源 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
十何年前のことだが本因坊秀哉しゅうさい名人と呉清源(当時五段ぐらいだったと思う)が争碁を打ったころは碁の人気は頂点だった。当時の将棋は木村と金子が争っていたが、人気はなかった。
碁にも名人戦つくれ (新字新仮名) / 坂口安吾(著)