“しほひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮干85.7%
汐干14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば、既出の高市黒人作、「桜田へ鶴鳴きわたる年魚市潟あゆちがた潮干しほひにけらし鶴鳴きわたる」(巻三・二七一)の如きである。つまり「潟をなみ」の第三句が弱いのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
伊勢島や潮干しほひのかたにあさりても言ふかひなきはわが身なりけり
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
回目くわいめには矢張やはり其人數そのにんずで、此方こちらシヨブルや、くわつてたが、如何どううまかぬものだから、三回目くわいめには汐干しほひときもちゐた熊手くまで小萬鍬せうまんくわ)が四五ほんつたのを持出もちだしたところ