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しちめんちょう
杖にすがった
爺さん、あごが
地につくくらい
背がまがって、ちょうど
七面鳥のようなかっこうの
婆さん、
自分では
歩かれないので、
息子の
背におわれて
来た
老人もあった。
まあこの
子の
大きい
事! そしてほかの
子とちっとも
似てないじゃないか! こりゃあ、ひょっとすると
七面鳥かも
知れないよ。でも、
水に
入れる
段になりゃ、すぐ
見分けがつくから
構やしない。
「ああ、やっぱり
七面鳥じゃなかったんだ。」