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さんやぼり
ふりがな文庫
“さんやぼり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
山谷堀
91.3%
三谷堀
8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山谷堀
(逆引き)
向う河岸を
山谷堀
(
さんやぼり
)
に通う
猪牙
(
ちょき
)
の音の断続したのもしばし、やがて向島の土手は太古のような静寂に更けて行きます。
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
○
山谷堀
(
さんやぼり
)
にして、その幅甚だ濶からずといへども
直
(
ただち
)
に日本堤の下に至るをもて、
往時
(
むかし
)
は
吉原通
(
よしわらがよい
)
をなす遊冶郎等のいはゆる
猪牙船
(
ちよきぶね
)
を乗り込ませしところにして
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
さんやぼり(山谷堀)の例文をもっと
(21作品)
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三谷堀
(逆引き)
わたしが
下総
(
しもうさ
)
の店から東京へ帰って、
浅草
(
あさくさ
)
の
三谷堀
(
さんやぼり
)
、待乳山の
裾
(
すそ
)
に住っていたころで、……それにしても八人のうちでわたし一人が何んの仕事も持たない
風来坊
(
ふうらいぼう
)
だったから
「明治のおもかげ」序にかえて
(新字新仮名)
/
喜多村緑郎
(著)
振返
(
ふりかへ
)
れば
聖天
(
しやうでん
)
の
森
(
もり
)
、
待乳
(
まつち
)
沈
(
しづ
)
んで
梢
(
こずゑ
)
乘込
(
のりこ
)
む
三谷堀
(
さんやぼり
)
は、
此處
(
こゝ
)
だ、
此處
(
こゝ
)
だ、と
今戸
(
いまど
)
の
渡
(
わたし
)
に
至
(
いた
)
る。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(2作品)
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