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ささべ
ふりがな文庫
“ささべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雀部
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雀部
(逆引き)
其の
明
(
あす
)
雀部
(
ささべ
)
にわかれて、
八月
(
はづき
)
のはじめ
京
(
みやこ
)
を立ちて、
九三
木曾路を
来
(
く
)
るに、山
賊
(
だち
)
あまたに取りこめられ、衣服金銀残りなく
掠
(
かす
)
められ、命ばかりを
辛労
(
からう
)
じて助かりぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
やがて髯の赤い首席の
雀部
(
ささべ
)
が遅れた
分疏
(
いひわけ
)
をしながら入つて来た時、校長ももう朝飯が済んだ。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
これは
雀部
(
ささべ
)
多磨太といって、警部長なにがし氏の令息で、島野とは
心合
(
こころあい
)
の朋友である。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其の
比
(
ころ
)
雀部
(
ささべ
)
の
曾
(
そう
)
次といふ人、
九
足利
(
あしかが
)
染の絹を交易するために、年々京よりくだりけるが、此の
郷
(
さと
)
に
氏族
(
やから
)
のありけるを
屡
(
しばしば
)
来訪
(
きとぶら
)
ひしかば、かねてより親しかりけるままに
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
人々は
一二七
木村常陸介
(
きむらひたちのすけ
)
、
雀部
(
ささべ
)
淡路、白江備後、
熊谷
(
くまがへ
)
大膳、
粟野杢
(
あはのもく
)
、
日比野下野
(
ひびの(しもつけ)
)
、山口
少雲
(
せううん
)
、
丸毛不心
(
まるもふしん
)
、
隆西
(
りうさい
)
入道、山本
主殿
(
とのも
)
、山田三十郎、
不破
(
ふは
)
万作、かく云ふは
紹巴
(
ぜうは
)
一二八
法橋
(
ほつけう
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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